中国で自転車が再評価上海賃貸住宅アパマンショップベターハウス
category : 最新情報
中国紙・参考消息は18日、シェアリングサービスを報道し、中国で自転車が再評価されていると伝えた。
ロサンゼルス・タイムズによると、かつて中国では驚くほど多くの自転車が走り回っており、社会的ステータスでもあったが、現在は自動車に取って代わられてしまった。
中国交通部の統計では、20年前には6億7000万台あった自転車は、2013年には半減し、見向きもされない存在になっていたが、そうした状況が変わろうとしている。自転車のシェアリングサービスがスタートし、若い世代を中心に注目されている。
すでに複数の業者がサービスをスタートさせているが、中でも摩拜(MOBIKE)や共享単車(Ofo Bicycle)はスマートフォンを通じた配車サービスも行っている。なかなか利益にはつながっていないが、こうしたサービスは減速する経済の再活性につながるとして、中国政府も奨励している。
こうしたサービスの誕生は中国の社会的価値観が徐々に変わりつつあることを示しており、自転車が再び脚光を浴びる存在になっている。