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11月21日、富士フイルムホールディングスは中国の国有複合企業、華潤集団とヘルスケア領域を中心とする包括的な事業提携を進めることで合意したと発表した。10月、富士フイルムは華潤集団の中核子会社で、医薬品を製販する華潤医薬集団の株式８億2,000万HKドル（約117億円）相当を取得していた。中国ビジネスの一層の拡大を目指す。

提携を検討しているのは主に４分野で、富士フイルムは今後、グループが持つ医薬品（低分子医薬品、抗体医薬品、バイオシミラー）、再生医療、医療機器などといったヘルスケアビジネスの中国事業の展開に当たり、華潤集団と協業。華潤集団グループの流通網を使ってサプリメントなどの自社製品を中国市場で販売する。実現すれば中国でのサプリ販売は初めて。