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9月4～5日に浙江省杭州で開く２０カ国・地域（G20）首脳会議について、中国政府高官はテーマは成長押上げなど経済問題だと強調し、政治的紛争は議題にならないとの考えを示唆した。

中国人民銀行の易綱副総裁は記者会見で、開かれた貿易を通じていかに世界の経済成長を刺激するかという問題と、活発な金融市場の育成が会議の焦点になると主張。「市場の信頼感回復が急務。通貨切り下げ競争を回避し、市場に為替相場を決定させることが重要」と述べた。

朱光耀財政次官は、世界的に保護主義が強まるなか、Ｇ２０は反貿易、反投資ムードには強く反対しているとし、「国民が経済発展や成長の恩恵を受けていると実感できるようにしなければならない」と述べた。