<天津爆発>現場付近から神経ガスを検出上海賃貸住宅アパマンショップベターハウス
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2015年8月19日、中国中央テレビ(CCTV)によると、中国天津市で起きた倉庫爆発事故の現場付近から神経ガスが検出されたことが分かった。
北京公安消防総隊の副参謀長の話として伝えたもので、副参謀長は「サンプリング検査でシアン化ナトリウムと神経ガスの2種類の有毒な気体が測定された。指標は最高レベルに達している」と語っている。
これらが人体に与える影響について、北京化工大学の教授は「シアン化ナトリウムの固体の毒性は非常に強い。数十ミリグラムを摂取しただけで命を落とすだろう」と指摘。神経ガスに関しては「爆発地点にある多くの化学品が反応してこれが生じた」との見方を示しており、人体に吸引された場合は呼吸器系や心臓に影響を及ぼし、死に至る可能性もあると説明している。
また、公安部消防局副局長は「倉庫管理会社のビルが損壊したため、貨物の記録がはっきりしない。爆発現場にある化学品の具体的な数の把握にはいっそうの確認が必要。現在、確認できている量は3000トン前後だ」と述べた。爆発現場の化学品の種類と数は想像を超えるもので、事故に潜む危険はこれだけに止まらないとの指摘が出ている。
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