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香港のオフショア人民元は２日、対ドルで上昇。景気鈍化と資本流出が進む中、中国人民銀行（中央銀行）が元の行き過ぎたボラティリティ（変動性）を抑えるとの観測が広がった。
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中国外国為替取引システム（ＣＦＥＴＳ）はウェブサイトに掲載した声明で、中国は厚い外貨準備と強固な金融システムを備えており、通貨バスケットに対して基本的に人民元相場を安定的に保つことができると説明。国営の新華社通信は論評で、中国がリスクを抑制することは可能で、長期的な経済発展の「大きな」可能性があると指摘した。
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ブルームバーグの集計データによると、香港オフショア市場の人民元は現地時間午前11時35分（日本時間午後０時35分）現在、0.03％高の１ドル＝6.6183元。上海オンショア市場の人民元はほぼ変わらずの6.5794元。
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人民銀はこの日の中心レートを0.04％元高方向の6.5510元に設定。来週の中国金融市場は春節（旧正月）のため休場となる。