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　米金融大手のＪＰモルガン・チェースは、人民元の日本円に対する為替レートが年内に10％下落する見通しを示した。ニュースサイト鳳凰網が伝えた。
　元の対円レートは現在、１元が18円前後で推移しており、20円を超えた昨年６月に比べ約１割下落している。ＪＰモルガン・チェースは、円に対する元安が進行すれば中国人の訪日旅行での「爆買い」消費にブレーキがかかると予想する。
　香港を拠点とする証券会社ＣＬＳＡの調査によると、今後１年で10％の元安となった場合、中国人の43％が海外旅行の回数を減らし、35％が買い物予算を減らすと回答している。